【2022年】良コスパなソロキャンプテントおすすめ15選(実レビューあり) 携行性 前室 軽量などポイント別に紹介!

ソロキャンプ用テントのおすすめ!キャンプ

 ソロキャンプを始める際に必須となるテント。
 定番キャンプ用品メーカーはスノーピーク、コールマンなどいろいろありますが、最近はコスパに優れたブランドも多くあり選ぶのに迷ってしまいますよね~。
 今回は、ソロキャンプテントの選び方・ポイントを始めに挙げ、ソロキャンプが初めての方におすすめなテントや、携行性に優れたテント、4シーズンに対応したテント、簡単に設営ができるテントなど、使い方別におすすめテントをご紹介します。
 また、筆者のテント実使用レビューも併せて紹介します。

ソロテントが多数設営されている風景

この記事は以下のような人におすすめ!
・ソロキャンプをこれから始める方
・テントの選び方がよくわからない
・ソロキャンプテントってどんな種類があるの?
・とにかくコスパのよいソロテントを選びたい

ソロキャンプテントの選び方・ポイント8項目

・重さ
・大きさ
・居住性
・組み立てやすさ
・価格
・前室が必要か
・構造
・耐水圧


 ひとえにソロキャンプといっても皆さん多種多様な方法で、楽しまれていることと思います。
例えば、移動手段で見た場合、車、バイク、ロードバイク、徒歩(登山など)、電車がありますし、キャンプスタイルでも、イメージすると色々あると思います。
(ちなみに筆者の場合は、移動手段は車で、ある程度の居住性と組み立てやすさをいつも重視しています)
 車でしたら、ソロキャンプテントの重さや大きさはそれほど気にせず選択することができますが、ザックに入れて背負う場合、なるべく軽量なものが選びたくなるところ。
 併せて構造や素材・耐水圧・換気方法・価格などを総合的に見て自分に合ったものを選ぶと満足度が上がると考えられます。

1.ソロキャンプテントの重さ

登山メインであればなるべく軽いものを。カーキャンプであればある程度の重量であれば積載できます。

 登山をメインでソロキャンプテントを考えている方は、テントの重量を確認しておくことをお勧めします。
 理由は他の荷物もすべてザックに収納し自分で背負う必要があるためです。より軽いテントを選ぶことができれば、体力の消耗を抑えることができるので、快適な登山を楽しむことができます。
 その場合、1kgあたりがひとつの目安で、アルミよりも軽くて丈夫なジュラルミン製のポールを選択したり、テント生地が1枚のシングルウォールを選んだりなど、選ぶ素材や構造によって重さは変わってきます。
 一方、カーキャンプであれば、1~2人用ドームテントで1~3kgの範囲内であれば十分候補に挙がってきます。

2.ソロキャンプテントの大きさ

積載性や収納に影響しますので、大まかなテントの大きさをイメージしておきましょう。

 荷物を積載するときや、シーズンオフ時の収納を考えた場合、ソロキャンプテントの大きさを重要視したい所です。他に持っていくキャンプ用品の大きさ・数、また収納スペースと相談しながら、大体の大きさを把握しておくと自分にとって良いテントと出会える可能性が上がると考えられます。

3.ソロキャンプテント内の居住性

居住性はテント内で圧迫感を感じないかに関わってきます。

 ソロキャンプテント内の居住性(室内の大きさ)をあまり深く考えず、テントを購入し、いざ使ってみると、「テント内が手荷物で圧迫されて思っていたより狭い」、「身体を動かしにくい」などのデメリットを感じてしまうことがあります。
そうなると、せっかく買ったのに次回持っていくことをためらってしまい出動回数が徐々に減っていった、なんてことも。。。
可能であれば実物内を見る、中に入ってみるなどの事前確認ができると良いかと思います。
筆者の身長は180cmくらいなのですが、一般的な1人用のテントだとテント生地が顔や足に擦れてしまって気になる、などの問題が発生したことがあります。
高身長の方は2人~3人用テントの居住性も比較・検討することをおすすめします。

4.ソロキャンプテントの組み立てやすさ

ドーム型テントのほか、ワンポールテント、ワンタッチテント、ポップアップテントも組立て易くおすすめ

 テントの設営方法が分かりやすくて簡単であれば、短時間で組み立てることができ、その分料理や、遊びなど、他のことに時間をかけることができ、充実したキャンプライフを過ごすことができます。
 4隅に2本のポールを対角線に挿入するドーム型テントであれば、初めての方でも慣れれば5分程度で設営することが可能です。
 そのほかにもワンポールテントや、ワンタッチテント、ポップアップテントなどがあり、これらも設営が容易なテントなのでおすすめです。

5.ソロキャンプテントの価格

自分にとって本当に必要なこだわりは何かを見極めることが大切。

 重さやサイズ、性能にこだわればこだわるほど、その分テントの価格帯が上がっていきます。
自分にとって必要なポイントを見極め、必要のないポイントやスペックに高い金額を払うことのないようにすることが大切です。予算と条件を比較しながら、自分にとってコスパ(費用対効果)の良いテントを選んでいきたいところです。

6.前室が必要か

前室があると靴やちょっとした荷物を外に置くことができて快適度UP。

 前室があると雨天時に荷物が濡れない・靴を履きやすい、また、雨が降っていなくても結露から荷物・靴を守ってくれる(濡れない)などのメリットがあります。
バイクツーリングの拠点としてソロキャンプテントを活用したいと考えている方は荷物の目隠しにも使えます。
 テントの重さと大きさ、使い方をイメージしながら前室あり・なしを選択すると自分にとって良いテントが見つかるかと思います。

7.ソロキャンプテントの構造(シングルウォール・ダブルウォール)

テント生地が1枚構造のシングルウォールテントは軽量・コンパクト
テント生地が2枚構造のダブルウォールテントは結露しにくい

 テントの構造は、テント生地が1枚構造のシングルウォール(インナーテントのみ)と2枚構造のダブルウォール(インナーテント:内側とフライシート:外側)があります。
 シングルウォールは、テント生地が少ない分軽量コンパクトですが、外気温との差による結露が発生しやすい特徴があります。
 一方、ダブルウォールは、その構造上、シングルウォールと比較して結露しにくいものの、テント生地が2枚なので、多少重くなってしまうのが特徴です。
 ご自分の使用イメージや移動手段を考慮して選択するとよいですね。

8.ソロキャンプテントの耐水圧

耐水圧は1500mm~2000mmあたりが一つの目安になりそうです。

 耐水圧は、テントの生地に染み込もうとする水の力を抑えようとする性能を数値化したもので、 テントの防水性に関わってきます。 JIS規格に基づく試験によって算出された数値でして、例えば、耐水圧1500mmの場合、高さ1メートル50センチの水が生地の上に載せられるまで水が染み出さないという意味です。
 テントを選ぶ際は1500mm~2000mmあたりが一つの目安と考えられますのでご参考までに。
(それ以下ですと急な雨が降ってきた場合に少し心許ないかもしれません)

おすすめのソロキャンプテント15選 使い方別

【初心者の方は必見】おすすめソロキャンプテント3選

 ソロキャンプデビューにもおすすめできるコスパの良いテントを下記にご紹介します。
様々な状況に対応できる、ドームテントを中心に今回は挙げています。

Coleman (コールマン) / ツーリングドームST

バイクツーリングで大人気のドーム型テントです。
前室付きながらコンパクトで積載性も◎なのにお求めやすい価格設定でコスパも抜群です。

Coleman (コールマン) / ツーリングドームLX

こちらもバイクツーリングにとても人気があります。ツーリングドームSTが1~2人用に対し、ツーリングドームLXは2~3人用と少し大きめです。中のインナーテントがかなり広く、手荷物を持ち込んでも十分な就寝スペースを確保することができます。(筆者も使用したことがあり、室内の広さ、前室の使い勝手が特によく、お気に入りのテントです)

撮影:筆者。色はAmazon限定のオリーブ。

snowpeak (スノーピーク) / アメニティドームS

 軽量なジュラルミンポールフレームで耐水圧1800mm、広い前室、ベンチレーターとテントに欲しい機能がバランスよく備わっています。3人用となっていますが、大人2人+子供1人を想定しているので、ソロだと十分な広さを確保できますね。

【超軽量で携行性抜群・登山にも】おすすめソロキャンプテント3選

 ソロキャンプテントの中でも、超軽量なものをピックアップして紹介していきます。米国製のMSRのテントは軽さ、デザイン、強度、ポール構造が独特で登山用途でとても人気が高いです。また、ネイチャーハイクのテントは1kg台でありながら機能十分であるにも関わらず、価格が抑えられていて、初めてのテント泊登山の方は必見です。プロモンテのテントは生地も含め一貫して日本国内製のため、縫製、品質管理ともにしっかりと行われています。

MSR (エムエスアール) / ハバNX【1290g】

重量は約1.3kg(1290g)と超軽量。耐久性の高いイーストンサイクロンポールを採用し、山岳の強風にも耐えることが可能です。

Naturehike (ネイチャーハイク) / Cloud Up1 (クラウドアップ1)【1520g】

重量1.52kgと軽量で、設営の簡単さが魅力のCloudUpシリーズ。値段も1万円台と非常にコスパに優れるテントです。前室つきで使い勝手も十分です。

PUROMONTE (プロモンテ) / VL-17【1190g】

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重さ僅か1190gと超軽量で、収納サイズも本体25×ø14cm、ポール/43×9.5cmと超コンパクト、オプションの外張を使用することで雪山も含め4シーズン使用可能なテントです。

【冬でも使える(4シーズン対応)】おすすめソロキャンプテント3選

 冬の厳しい寒さを凌ぐには、テント下部の冷気を遮るスカート付いたテントや、保温性があるポリコットン、コットン生地を採用したテントを選ぶと快適です。また、一部の4シーズン対応テントの中には予め、薪ストーブ用煙突を通すことができる構造になっているものもあり、使用シーンによって選ぶとよいです。

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/サーカスTC DX

 ポリコットン生地が採用されており、遮光性、通気性が抜群。テント下部のスカートをペグダウンすることで冷気を遮断することができます。メインポールとは別でポールが付属しており、片方の入り口を跳ね上げることができます。これによって、雨の侵入を防ぎつつ広い前室を確保することができます。

GeerTop (ギアトップ) / 4シーズン テント 2人用

 収容人数2人までを想定した4シーズン対応テントです。重さも3kgと軽量で、スカート部はロールアップも可能でベンチレーションもしっかり考えられています。入口メッシュも大きいので夏場でも涼しく過ごすことができそうです。耐水圧もフライシートPU3000mm、フロアPU5000mmと十分な性能を持っていると考えられます。

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/炎幕TC DX

 テンマクデザインよりリリースされた、ソロ向けパップテントです。こちらもテント生地にポリコットン素材が使われており、遮光、通気で有利なのはもちろんのこと、スカートとサイドフラップ付きで冬キャンプにも対応しています。前面の跳ね上げ用ポールが付属しており、前室を広く使えるところも◎。

【設営簡単・ワンタッチで組立時間を超短縮】おすすめソロキャンプテント3選

Coleman (コールマン) / インスタントアップドームS

 定番ブランド、コールマンからワンタッチ機構付きテントが登場。両手でハブを合わせるだけでインナーテントが完成し時間短縮が可能。耐水圧は1500mmと必要十分。フライシートも付属しているので雨天時でも安心です。

QUICKCAMP (クイックキャンプ) / ダブルウォール ツーリングテント 1人用
QC-BEETLE1 TN (タンカラー)

 収納幅約52cmとバイク積載OKなテントです。ダブルウォール構造でありながら3つのベンチレーションを備えているので、結露対策もばっちりです。設営は1人でも簡単なワンタッチ式でわずか60秒で設営できるのもありがたいですね。

tent-Mark DESIGNS×CAMPANDA / パンダ ライト

 テンマクデザインの1ポールテントです。テント下部4隅をペグダウンした後、ポールを立ち上げ、インナーテントを引っかけるだけで簡単に設営ができます。収納袋が予め大きめに作られているので、しまう時は、フライシートとインナーシートを大まかにたたみ、ポールを芯材に巻いていくだけで袋に入れることができます。これにより素早く撤収することができるのもよいです。(公式サイトの動画だと1分40秒で収納することが可能だそうです、すごいですね~)

【デザインがおしゃれ・かっこいい】おすすめソロキャンプテント3選

 せっかくソロキャンプに行くなら、デザインがおしゃれでかっこいいテントを持っていきたい!そんなこだわりを大切にされている方向けに、シルエットやカラーリングが特徴的なテントを紹介します。

SnowPeak (スノーピーク) / ヘキサイーズ1

 タープとしても利用可能なフライシートの下にインナーテント上部を2点つり下げ、コーナーをペグで止めるだけで設営完了します。フライシートにはシールド加工(遮光ピグメントPU)が施された厚さ210Dの生地が採用されており、屋根下の日陰が濃く、涼しいと感じます。また、耐水圧3000mmなので雨天時でも安心です。独特のシルエットが美しいソロテントです。

FUTURE FOX / パップテント FOX-BASE TC

 2ポール式のパップテントで、デザインがかっこよく、ポリコットン生地の採用により、火の粉が飛んでも穴が開きにくく、遮光・撥水性もあります。また、インナーメッシュが付属しており、夏場の虫対策もできています。薪ストーブの煙突が通せる窓、サイドスカートもついているので冬キャンプにも対応しています。

POLeR(ポーラー) / 1 PERSON TENT O/S ORCHID FLORAL BLACK

 POLERのソロ向け1人用テント。デザイン・カラーリングがとてもおしゃれでキャンプサイトで他のテントと被らないメリットがあります。重さ2.2kgと軽量でありながら、フライシートは耐水圧2000mmと機能も十分です。ポールにインナーメッシュテントをかけ、その上からフライシートを被せるだけで設営簡単なのも◎。

最後に

自分の相棒となる最高のソロキャンプテントを見つけよう

 今回は、ソロキャンプテントの選び方・ポイントを始めに挙げ、コスパが良いテントや、携行性に優れたテント、4シーズンに対応したテント、簡単に設営ができるテントなど、使い方別におすすめテントを紹介しました。ソロキャンプテントで重要視するポイントは人それぞれ異なってくると思いますので、今回の記事が、少しでもテント選びの手助けになったら、幸いです。そして、あなたの相棒となる最高のソロキャンプテントが見つかることを祈っています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よいキャンプライフを~。

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