
こんにちは!もーと(@mooto86)です。
tent-mark DESIGNS (テンマクデザイン)より、ワンポールとの接続性を高めた「マルチコネクト」タープシリーズが2022年9月上旬より順次発売します。そこで、従来の「コネクト」タープシリーズからの変更点や、詳細についてレビューします。
こんな方にオススメの記事です。
・モノポールテントに連結できるタープを探している。
・「コネクト」タープから「マルチコネクト」は何が変わったの?
・タープの形ってどんなものがあるのか知りたい!
・サーカスTC BIGに連結できるタープを探している
こんな悩みをお持ちの方はぜひ読み進めて見てください。
「コネクト」タープシリーズからの変更点
「コネクト」→「マルチコネクト」タープシリーズの変更点を整理していきます。
連結部分のテープの長さが調節可能

「コネクト」タープをモノポールテントに連結する際は、このキャップ部分をモノポールテントのメインポール頂点にかぶせ、ガイロープでテンションをかけます。
これにより、ワンポールテントのポールをタープのメインポールとして使うことができ荷物の軽減が可能です。

従来の「コネクト」タープシリーズはモノポールテントとタープの接続部分のテープ長さが一定なので、モノポールテントのメインポール長さによってタープの山(稜線)の高さが傾いてしまう場合がありました。
一方、「マルチコネクト」タープシリーズは上記写真のようにテントとタープを連結するテープの長さが調整できる仕様になりました。
これにより、幅広いモノポールテントのポール長さに対応することができるようになります。
(サーカスTCシリーズの場合、レギュラーサイズからBIGサイズまで対応可能となります。)
「焚火タープTCマルチコネクト」シリーズの概要
「焚火タープTCマルチコネクト」シリーズの概要を下記にまとめます。
タープの形状は3種類(ヘキサ・レクタ・ムササビ)
今回「焚火マルチコネクト」シリーズとして、下記3製品が順次登場します。
・焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
・焚火タープTCマルチコネクトレクタ
・ムササビウィング19Ft.グランデTC焚火バージョン(マルチコネクト)
各形状ごとに概要を紹介していきます。
焚火タープTCマルチコネクトヘキサ

六角形(ヘキサ)の布形状が特徴的な「マルチコネクトヘキサ」は日陰の有効範囲を確保しつつ、張った際のシルエットがとても美しいタープです。

デザイン性と機能性が高次元で両立されているのがヘキサ!!

また、一般的にヘキサタープは、風に煽られにくいというところもメリットだと思います。

タープ寸法は長さ方向の長辺4500mm、短辺3800mm、幅方向で5800mmありますので、4人家族程度であればタープ下で快適に過ごせる十分な広さがあると思います。
焚火タープTCマルチコネクトレクタ

シンプルな長方形の「マルチコネクトレクタ」は布の面積に対する日陰ができる割合が多く実用的なタープです。また、屋根の天井高さが高いのでタープ下の解放感が抜群なのも◎。

「日陰を作る」、「雨風を凌ぐ」というタープ本来の機能を満たす上でとても理にかなっている形状なのがレクタの特徴です。玄人キャンパーさんほど色々タープ形状を試した結果、最終的にレクタに行き着く人が多いとも言われているくらいです。

機能美といえばやっぱりレクタ!!

タープ寸法は長さ方向で4200mm、幅方向で4800mmあり、オプションの「コネクトタープ専用ポールセット」を活用することで、さらに広大なスペースを確保でき、グループキャンプなどでも大活躍できます。
ムササビウィング19Ft.グランデTC焚火バージョン(マルチコネクト)

縦長の五角形(ペンタ)が特徴的な「ムササビウイング19ft(マルチコネクト)」は張った際に、まるでムササビが滑空しているようなシルエットを描き、とても美しい外観を演出してくれます。

圧倒的なシルエットの美しさが魅力なのはムササビウイング!!

ファミリーキャンプでも十分活躍してくれる大きさとシルエットの美しさが際立つ「ムササビウイング19ft(マルチコネクト)」。さらに風も抜けやすい形状ですので、タープ下も涼しく快適です。

タープ寸法は長さ方向で5800mm、幅方向(長辺)5400mm、幅方向(短辺)3500mmあり、マルチコネクトヘキサより少し縦長のシルエットになります。
その他概要
タープ形状以外の3製品の概要を以下にまとめます。
製品名 | 焚火タープTC マルチコネクトヘキサ | 焚火タープTC マルチコネクトレクタ | ムササビウィング19Ft. グランデTC焚火バージョン (マルチコネクト) |
販売時期 (予定) | 2022年10月上旬 | 2022年10月上旬 | 2022年9月上旬 |
本体価格 (税込) | 32,780 円 | 32,780 円 | 31,680 円 |
収納サイズ | (約)730×180(直径)mm | (約)680×180(直径)mm | (約)660×170(直径)mm |
製品サイズ | (約)5,800×4,500mm | (約)4,800×4,200mm | (約)5,800×5,450/3,500mm |
重量 | (約)5.75kg | (約)5.52kg | (約)4.92kg |
張り網の数 | 張り綱×6 (14m×2本、3m×4本) | 張り綱×8 (14m×2本、3m×6本) | 張り綱×6 (14m×2本、5m×4本) |
3製品共通の概要を以下にまとめます。
・素材
生地:コットン混紡生地(TC)(ポリエステル65%、コットン35%)
縁:ポリエステル
ウェビングテープ類:ポリプロピレン、ナイロン
・表面加工:撥水加工済
・付属品:本体連結用キャップ、収納袋、張り網
・原産国:ベトナム
※ポールは付属していませんので、別途準備が必要な点に注意です。推奨ポール長さは280cmです。
タープのメインポールは風の抵抗、ガイロープの力(テンション)が強くかかるので、直径が太いものをおすすめします。
参考までに筆者が使用しているタープ用メインポールを下記に紹介します。

直径33mmと太く、強度上安心なのと、アルミポールなのでとても軽い所が気に入っています。
【オプション】焚火タープTC マルチコネクト専用追加キャップ

今回紹介したタープには予めコネクト用キャップが1つ付属していますが、単体でもオプション製品として販売されます。(販売予定時期:2022年11月上旬、価格:税込1980円)
買い足した場合、タープ用ポールなしで、2つのワンポールテントを向かい合わせ、タープとそれぞれ連結するという使い方も可能となります。

グループキャンプなどのベース拠点として大活躍しそう!!
連結部長さが調整できる「焚火タープTCマルチコネクト」シリーズおすすめです

従来の「コネクトタープ」シリーズは、テープ長さが固定だったので、サーカスTC BIGには非対応でしたが、今回の「マルチコネクト」シリーズの登場により、正式にサーカスTC BIG対応となります。
グループキャンプなど大人数で使う機会が多いと思われるサーカスTC BIGユーザー様にとっては待望の製品と言えるでしょう。

待ちに待ったサーカスTC BIG対応タープ!!
今後も、テンマクデザインの新製品は注視していきたい所です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。
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